AIや無人機など、最新兵器が戦争に影響を与えることを論じたものとしては、邦訳されているものでは以下の二冊の質が高い。まずは『無人の兵団』
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本書でクラウゼヴィッツを否定したことで話題になったクレフェルトの話題作。出版したらすぐに湾岸戦争が始まりこの本の「非三位一体戦争」の主張がいきなり否定されたと感じてがっかりしたというエピソードが興味深いが実際に90年代は彼の予測した世界が出現。
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NATO軍の高官まで務めたルパート・スミスのものも必読。戦争の様相が劇的に変わったとして「人間(じんかん)戦争」(war amongst the people)を提唱して話題になったが、実際に会って話してみるとかなりクラウゼヴィッツ派。
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分野的にはややマイナーで、随分と極端な議論だが、クレフェルトのこの本もエアパワーのコスト面に注目した議論が優れている。
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上記の本のアップデート版。同じ編者たちだが宇宙も加わる。amazon.co.jp/...
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マハンの対抗馬としてはやはりジュリアン・コーベット。主著がようやくまともな日本語訳で出版された時は嬉しかったですね。シーパワーはランドパワーの補完勢力というニュアンスの議論をして英海軍の提督たちにはいたく嫌われた弁護士出身の海軍史家・作家の議論。
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「独自の戦略論」でしたら、やはりルトワックは外せません。戦略の「パラドキシカル・ロジック」を提唱して戦略の考え方に革命を起こしております。ただしこの本は本人も認めているように難解なので、私が訳した『中国4.0』などの解説を読んでいただければ(と宣伝)。
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上の「教科書」の元ネタは、グレイが自身の戦略研究の講義でも使用していた『現代の戦略』。これは私の訳で2015年に出しました。いま考えれば、中公さんはよくこんなマニアックな本を出してくれたなぁという。新クラウゼヴィッツ主義の立場から多くの議論を縦横無尽に分析。
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原典を読んだら、次は解説書。といってもこれは短いわりにかなりレベルが高いものです。英訳版を監修した故マイケル・ハワード卿による解説本です。翻訳は小生が担当しました。クラウゼヴィッツの生涯と、戦略とアートとの関係性についての分析は秀逸です。
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謎の気球事件につられて、稲生平太郎『定本 何かが空を飛んでいる』(国書刊行会、2013年)が増刷されないかなー amazon.co.jp/... @amazonより
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相当にマニアックながら望外に面白かった。著者の岡部氏はネットの「日本ラジオ博物館」主宰、館長。もう日本ラジオ史、特にハードや規格への愛が溢れている。写真が豊富で無味乾燥になりがちな歴史に興味を持ち易い。
ラジオの技術・産業の百年史―大衆メディアの誕生と変遷 amazon.co.jp/...
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嬉しい知らせがあった。私にとって最初の本である『子どものまちのつくり方 明石市の挑戦』(明石書店、2019年2月初版)の「増刷」が決定したとのこと。『社会の変え方』のベースにもなっている本。とても読みやすい本です。
#子どものまちのつくり方 明石市の挑戦 | 泉 房穂 amazon.co.jp/...
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日経NEEDSのモデルを理解するために読めと言われたので斜め読みしました。
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『自民党という絶望』(宝島新書)で言及した警察の捜査資料
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『原理・統一教会・勝共連合を取り巻く組織』『政界工作』の項目に「自民党本部の中に10人前後の勝共連合のメンバーがいる」との記述がある。
党の「組織的関係はない」との主張に疑問符
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#統一教会 #勝共連合 #自民党 twitter.com/...
テレビ点けたらさんま御殿をやってたので思い出したけど、この前何気なく買ったこのマンガが面白かったんですよ。エロ業界の逞しさ図太さ悪辣さがてんこ盛りで →
AV女優ちゃん1 amazon.co.jp/...
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これに関するいい研究書、最近出ましたよね?元モデルの研究者がパーティサーキットに潜入…というか調査するやつ。
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/VIP――グローバル・パーティーサーキットの社会学 amazon.co.jp/... twitter.com/...
『ボクのクソリプ奮闘記 アンチ君たちから教わった会話することの大切さ』読了。自分にヘイトコメントを送る人と直接会話するという挑戦的企画を始めた著者の体験記。邦題は軽薄だが、「画面のむこうで確かに生きている人」を想像するのが難しくなるSNS時代のための真摯な本。
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時おりなんの脈絡もなくノイズのように人称や文体が変わるのが、読書体験をグリッチしてきてヤバかった。それと私が知る中で、なぜ人は小説を書いたり読んだりするのかを、小説を書く人がもっとも率直に語った本だと思います(この部分はたぶん嘘ではない) amazon.co.jp/...
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いま金子文子の『何が私をこうさせたか』を読んでるんだけど、この本も『女はみんな生きている』も、女性の労働力と性を家や組織間の取引の手段にして使い倒すシステムを浮き彫りにしている。立場の弱い女性ほど絡め取られてしまうことがとてもよくわかる。
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