橘 玲 さんが紹介しているおすすめ本まとめ

橘 玲

橘 玲

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備忘録。旅とサッカーの話題。あと、政治や経済の話もすこし。

マルコム・グラッドウェル『トーキング・トゥ・ストレンジャーズ 「よく知らない人」について私たちが知っておくべきこと」これまでと違って重たい(社会的な)テーマに挑んでいますが、このひとの本ではいちばんおもしろかったです。amazon.co.jp/...

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上林陽治『非正規公務員のリアル 欺瞞の会計年度任用職員制度』ハローワークの相談員が翌日にはハローワークで求職している、就学援助を受けて教壇に立つ臨時教員など、信じがたいケースが報告されています。amazon.co.jp/...

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上林陽治『非正規公務員のリアル 欺瞞の会計年度任用職員制度』パワハラで自殺したのに労災を請求することすら許されないとか、就学援助や生活保護を受けないと教壇に立つことで生活できないとか、驚くような事例が次々と出てきます。 amazon.co.jp/...

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「日本人はヒト集団のなかでもっとも自己家畜化されている」という話はここで書きました。合わせてどうぞ。amazon.co.jp/...

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「男性の同性愛は女性の親族の子どもを増やす」という説はこの本で紹介しました。同性愛が「利己的な遺伝子」の戦略として理解可能なことを説明しないと、「ほんとうのことをいってるのに「差別」として糾弾された」と思われるだけでは。amazon.co.jp/...

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日本人は世界でもっとも「自己家畜化」が進んだ民族で、その結果、神経症傾向が高くなったという話はこの本で書いています。 amazon.co.jp/...

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【献本】奥田祥子『捨てられる男たち 劣化した「男社会」の裏で起きていること』SB新書の坂口さんから。無自覚のハラスメントで訴えられた中年男性管理職。これまでの「男社会」の価値観が崩壊し、戸惑う日本の男たちを長期取材。読ませていただきます。amazon.co.jp/...

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【献本】大麻博物館『日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見』イーストプレスさんから。「日本人は古来、大麻とともに生きてきた」として、大麻栽培を「違法」とする現代日本社会を批判的に検証する。amazon.co.jp/...

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坂口安紀『ベネズエラ-溶解する民主主義、破綻する経済』日本では数少ないベネズエラの専門家が、「国家崩壊」に至る経緯を明快に説明。アメリカの経済制裁はきっかけにすぎず、チャベス政権の独裁と「左派ポピュリズム」によって国家の運命は決まっていたことがわかります。amazon.co.jp/...

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『ダリエン地峡決死行』いまや”絶滅危惧種”となた冒険作家・北澤豊雄さんのデビュー作。「世界でもっとも危険」といわれるコロンビアーパナマ国境を徒歩で横断します。拘束されたパナマで「日本人特権」で救済される最後まで波乱万丈です。amazon.co.jp/...

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ロビン・ダンバー『人類進化の謎を解き明かす』ダンバー数で知られる著名な進化心理学者が、人類学の最新の知見をもとに人類進化の謎に挑戦します。お勧めです。
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『テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー』40社以上にハッキングを繰り返したミトニックを、同じコンピュータの天才・下村努が追いつめる話。面白かったなあ。amazon.co.jp/...

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欧米で大きな問題になっているのは、男子生徒が学校システムから脱落していることです。リーズ・エリオットは男女の(極端な)性差を認めないリベラルな脳科学者ですが、男の子の親として、「優秀な女の子が出来の悪い男の子を支援する」という理由で共学を支持しています。amazon.co.jp/...

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「偏屈な経済学者」ブライアン・カプランは『選挙の経済学』も面白いです。「政府がつねに失敗するのは、国民が望むものを提供するから」という身も蓋もない主張は、日本の現状もうまく説明するでしょう。 amazon.co.jp/...

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出典はこちら。リバタリアンの経済学者が、「教育の実質的価値なんてほとんどないんだから、国は教育にカネを出すのをやめるべきだ」との暴論を、膨大な実証データに基づいて論じています。amazon.co.jp/...

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ブライアン・カプラン『大学なんか行っても意味はない?』「そうはいっても、教育にはやはりいいところがあるんじゃないの?」という反論を、膨大な実証研究ですべてつぶしていく執念がスゴいです。「教育は素晴らしい」と主張するなら、まずはこれに反証しないといけません。amazon.co.jp/...

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【献本】『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』読了。「エクスポテンシャル(指数関数的)」なテクノロジーの進歩と、その「コンバージェンス(融合)」によって、これからの10年間でジェットコースターのような大変化が起こると説く。amazon.co.jp/...

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孫社長は、「エクスポネンシャル(指数関数的)なテクノロジー爆発と、そのコンバージェンス(融合)で、あと10年でまったく新しい世界がやってくる」というビジョンを本気で信じています。この本を読むと、孫氏がなにを考えているかよくわかります。amazon.co.jp/...

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「強力な社会統制で感染を減らして経済活動と両立させればいい」というと、すぐに「中国のような独裁にするのか!」と怒られるので、「総督府(統治)功利主義」だといえばよかった。 amazon.co.jp/...

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【献本】林真理子『小説8050』人気作家なのに、「8050問題」という困難なテーマに挑むところが、正直、すごいです。拝読させていただきます。amazon.co.jp/...

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『冤罪と人類  道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』早川書房、一ノ瀬さんから献本。原資料を徹底的に渉猟して、戦中・戦後の冤罪事件の真相を描きだす驚きのノンフィクション。著者の管賀江留郎さんとはZOOMで対談させていただきました(近日中にアップされます)。amazon.co.jp/...

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管賀江留郎『冤罪と人類: 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』膨大な資料を渉猟して描かれる戦中と終戦直後の忘れられた冤罪事件から、冤罪の背後の進化的なバイアスが浮き彫りになります。長いけれど面白いです。amazon.co.jp/...

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磯部涼『令和元年のテロリズム』読了。川崎殺傷事件、元農林事務次官長男殺害事件、京アニ事件を『ルポ川崎』の著者が取材。元事務次官の裁判で明かされる事実は衝撃的。胸が痛いです。amazon.co.jp/...

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グロいのが苦手なひとは、ちょっとつらいかもしれません。原作も邦訳されてました。amazon.co.jp/...

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家裁は職権で都合の悪い案件を地裁に移すことができるので、これもそうなるのでは。実際に体験しました。amazon.co.jp/...

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アメリカでは政府の評判があまりに悪いため、有能な若者は官僚にはなりたがらないそうです。出典はこちら。著者2人はMITの教授ですが、「私たちが教えている学部の4年生でも、政府機関に就職するという学生はいまのところ皆無である」とのこと。日本もそうなるのでは。amazon.co.jp/...

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『絶望を希望に変える経済学』読了。移民、自由貿易、不平等など主張が対立する社会問題に対して、従来の経済学のどこが間違っていて、なにがわかっていて、どのような提案ができるかを誠実に説いた本。経済学の最先端でどんな議論がされているかわかります。amazon.co.jp/...

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『絶望を希望に変える経済学』現在の経済学でわかっていること、わからないことを率直に書いたことが、高い評価の理由でしょう。「絶望を希望に変える」方法がなかなか見つからないのも現実です。amazon.co.jp/...

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