中原淳(なかはらじゅん) さんが紹介しているおすすめ本まとめ

中原淳(なかはらじゅん)

中原淳(なかはらじゅん)

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立教大学経営学部教授。企業・組織における人材開発・組織開発を研究している。博士(人間科学)。経営学習研究所 理事、NPO法人カタリバ理事など。

(2)船越多枝著「インクルージョンマネジメント」博士論文なので骨太の専門書。しかし気づきは多いはず。船越さんとは、かつて、パーソル研究所の助成プロジェクト・研究会でお会いしました。このようなかたちで知見がまとまり、本当におめでとうございます!学び多き人生を! amazon.co.jp/...

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(1)内田良(編)「部活動の社会学」読了。本書は、部活動にまつわる実証的データをもとに、この問題に接近する。本書を素材にしながら、部活動の問題に「対話」が生まれ、ひいては教師の働き方の見直しにつながることを願っている。amazon.co.jp/... twitter.com/...

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(2)内田良(編)「部活動の社会学」本書で内田らが論じたように、部活動が熱狂していくメカニズムは、保護者や学校からの「外部の期待」に答えようとするプロセスでもある。教師本人だけを責めても、何の課題解決にもならない。amazon.co.jp/...

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(3)それにしても、ショックだったのは本書p3のグラフである。部活動の学習指導要領上の位置づけを把握している教師は約半数。20代にいたっては、もっとも低い。こうした要因も見直したい要素だと思う。おすすめの一冊。amazon.co.jp/...

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(1)岡部大介(著)「ファンカルチャーのデザイン」読了。状況的学習論がいかに生まれ、サブカル研究、ファンダム研究、インプロ研究につながっていくのか、岡部大介さんの研究人生を補助線にしながら、楽しく読むことができた。
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石野由香里「他者の発見」読了。面白かった!「相手の立場にたって考える」というのは誰もが口にする言葉だが、「相手の立場」にたつというアクションを実現することは、なかなか難しい。演劇教育の手法を駆使して、自己に変容が起きる場をつくり、その過程を分析した良著。 amazon.co.jp/...

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(1)束原文郎(2021)「就職と体育会系神話」読了。面白かった。体育会系(スポーツ)を経験している学生が、なぜ企業就職で成功をおさめるのかを(あくまで就職・内定)、定量調査+歴史的に読み込む。amazon.co.jp/... twitter.com/...

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(2)東証一部上場企業への内定獲得は、スポーツごとに違いがある、という分析が興味深し。男性・女性ごとの分析。男性は剣道・薙刀が強い。女性は硬式テニス。ちなみに、僕自身は体育2+完全無欠のど文系+帰宅部。それが何か?(笑) amazon.co.jp/... twitter.com/...

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拙著「フィードバック入門」の重版11刷が決まりました!ありがとうございます。同じく新刊「女性の視点で見直す人材育成」によると、男女の管理職ともに、部下に対するフィードバックが「苦手」なようですね。両著書ともにご笑覧くださいませ! amazon.co.jp/... amazon.co.jp/...

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「女性の視点で見直す人材育成」重版・増刷がかかりました! 長期化する仕事人生にあっては、誰もが働きやすい職場が、誰にとっても必要です。女性の視点から、このことを論じた本です(中原淳・トーマツイノベーション著)。どうぞご笑覧くださいませ!
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3年前の著書『女性の視点で見直す人材育成』ですが、重版5刷のご連絡がきました。ラーニングエージェンシーさんとの共同研究の成果をご覧いただけて感謝です。「誰もが働きやすい職場」をつくるための知見をお届けしています。ご笑覧くださいませ

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(1)小塩真司編(2021)「非認知能力」を読み始めています。昨今の研究では「非認知能力」という言葉を聞かない日はありません。amazon.co.jp/...

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(2)小塩真司編(2021)「非認知能力」: 本書では、好奇心、自己コントロール、時間的展望、情動知能、共感、自尊感情、セルコンパッション、マインドフルネス、レジリエンスといった、いわゆる非認知能力研究の「現在」をレビューし、これからを論じることを目的にしています。amazon.co.jp/...

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(3)小塩真司編(2021)「非認知能力」: ざっとしかまだ目を通せていませんが、そのレビューの詳細さと網羅性により、長く読み継がれる本になると思います。無藤隆先生が帯を寄せています。おすすめ amazon.co.jp/...

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副業を立体的に捉えることのできる良著。この研究領域の決定版ですね。おすすめ>川上 淳之 (著)「副業の研究」amazon.co.jp/...

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ウッチャンのおられるところには、リーダーシップが生まれるらしい!興味深し>チームが自ずと動き出す 内村光良リーダー論 amazon.co.jp/...

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(1)松尾睦先生の新刊「仕事のアンラーニング」。アンラーニング研究の決定版といえるものであり、長く読み継がれるのではないかと思いました。松尾先生とは、研究等々で、もう十数年のおつきあいでしょうか。帯の推薦文を書かせていただきました。おすすめの新刊です。amazon.co.jp/...

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(2)成功体験を「捨てる」。過去の事業を「捨てる」。そして新しいものをつくる。激変する世の中においては、必要不可欠なことだと思います。捨てられないから、しがみつく。捨てられないから、衰退します。amazon.co.jp/...

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(3)松尾先生からは、付箋をたくさんはった新刊をお贈りいただきました。この部分が、中原の過去の研究を言及・引用している箇所とのこと。幸せです。松尾先生の研究の進展に貢献ができたのだとしたら、嬉しい気持ちになりました。感謝です。アンラーニングの世界へようこそ!amazon.co.jp/...

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(1)リッテルマイヤー著「芸術体験の転移効果」読了。「アートなんて学んで何の意味もない!」そういう物の言い方は、シャバの世界には蔓延しているのだと思います。本書は、この問いに、ひとつの答えを投げかける本です。amazon.co.jp/...

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(2)ここで「転移」とは、簡単にいうと、アートを経験したことが、アート以外の領域に役立つこと。たとえば、言語能力、想像力など、アートを経験したことが、それ以外の能力の伸長に役立つことは、海外ではよく研究されるようになってきました(日本ではまだ多くはない!)。amazon.co.jp/... twitter.com/...

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(1)米井隆・岩元宏輔・森格(著)・蔵田浩 (監修)「テクニックに走らないファシリテーション」読了。大学で「学部生の話しあいの様子」をいつも見ていて、「ファシリテーションを教えたいな」と思っていた頃に、手に取りました(感謝)。amazon.co.jp/...

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(2)アメリカ初期の歴史から「寛容の精神」が何かを問う。寛容は、不寛容の許容から生まれる。しかし、そこには一定の「礼節」があってしかるべき。極端な話をいえば、相手を心から承認することも、相手に敬意を払う必要もない。そこに最低限の礼節がありうるならば。 amazon.co.jp/...

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(3)「あなたとは意見があわないけれど、そこに礼節があるかぎり、あなたとわたしは共存できる」「わたしはあなたに邪魔されたくないのと同様に、あなたもわたしからは邪魔されない」。そのあいだにあるものこそが「礼節」であり、わたしたちが「生きる知恵」なのかもしれない。amazon.co.jp/...

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(4)今、不寛容極まる社会において、「わかり合えないもの同士」のあいだに「礼節」はあるのか? 
わかりあえなくてもいい。首肯できなくてもいい。ただちに排除する、相手の存在をなかったことにすることは横行していないか。ああ、不寛容な社会と、広がる反知性! amazon.co.jp/...

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東めぐみ著「看護リフレクション」読了。リフレクションという概念が普及しつつある看護領域。本書では、リフレクションが何たるかも論じているが、さらにどのようにリフレクションをファシリテーションしていくのか。その結果、どんな経験を得るのかが論じられている。amazon.co.jp/...

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(1)諸富祥彦著「カール・ロジャーズ」読了。受容、共感、一致、傾聴などのカウンセリングの主要概念を構築したカール・ロジャーズ論。従来のロジャーズ論が、ロジャーズを「人間的な温かみ」にあふれた人材のようなイメージで描くことが多かったのに対し、著者は挑戦する。amazon.co.jp/...

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(2)本書で描かれるロジャーズは、ラディカルで、不器用なまでに「自分自身であること」にこだわった「永遠の不良少年」的なロジャーズ。ロジャーズが身近に感じた。そして人間くさく思えた。おすすめ。amazon.co.jp/...

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新刊「転職学」(中原淳・小林祐司・パーソル総研著)についての講演を今から行わせていただきます。全部通して講演するのは初めてなので、ちょっと緊張しています。どうぞよろしくお願いいたします!

働くみんなの必修講義「転職学」
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おっ、ひそかに「 #転職学」のハッシュタグができていました。内容もご紹介いただき、ありがとうございます。新刊「転職学」どうぞご笑覧くださいませ! amazon.co.jp/...

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中村文子・ボブパイク著「オンライン研修ハンドブック」、ベッキーパイクブルース著「オンライン研修アクティビティ」が刊行。ボブパイクさんは参加者主体の研修手法のレジェンドですね。オンライン研修にチャレンジなさる方の参考書になるのでは amazon.co.jp/... amazon.co.jp/...

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雑誌「授業づくりネットワーク」の座談会に参加させていただきました。石川晋先生、吉永早苗先生、松村英治先生、中原の座談会です。いまや学校には、学卒者だけでなく、中途採用の高年齢の「若手」もたくさん学校に入ってきています。どうかご笑覧くださいませ!

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(3)対談でも申し上げましたが「職場に放り込めば、若手が勝手に育つ時代」は終わったと思います。ご笑覧くださいませ! amazon.co.jp/...

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(1)中藤玲著「安いニッポン、価格が示す停滞」読了。良質の問題提起を含む、いい本だなと思いました。ものの値段、給与が、世界と比べて突出して「上がらない」国ニッポン。この状態は、中長期にはツケを支払うことになるのだそうです。amazon.co.jp/...

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(2)多くの識者が、従業員の能力開発をすすめたり、情報化投資を行うことで、生産性をあげて、給与をあげることだ、と指摘していたことが印象的でした。そのためには、従業員も、自分のスキル・能力開発を自分事として捉えなければならないでしょう。amazon.co.jp/...

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(3)このままだと、近いうちに、日本人は海外旅行に足がとおのき、お魚は食べられず、ワインも、おいそれと飲めなくなるかもしれませんね。つまり日本人は「貧しく」なっていくということです。ぜひ、これからを生きる学生にも読んで欲しい一冊です。新書だし。amazon.co.jp/...

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南雲道朋 (著)「データ主導の人材開発・組織開発マニュアル」非常にわかりやすい。データを活用したHRD、ODの実務を学ぶための良著。amazon.co.jp/...

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