不寛容なしには寛容もなし? 衝撃的なようで、最低限の礼節の基準を貫くことの重みや、良心の問題を知的に誠実な積み重ねが導く生々しい一冊。
我こそは寛容だと思う人こそ読んだ方がよいかもです。
不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学 (新潮選書) 森本 あんり
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(2)アメリカ初期の歴史から「寛容の精神」が何かを問う。寛容は、不寛容の許容から生まれる。しかし、そこには一定の「礼節」があってしかるべき。極端な話をいえば、相手を心から承認することも、相手に敬意を払う必要もない。そこに最低限の礼節がありうるならば。 amazon.co.jp/...
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(3)「あなたとは意見があわないけれど、そこに礼節があるかぎり、あなたとわたしは共存できる」「わたしはあなたに邪魔されたくないのと同様に、あなたもわたしからは邪魔されない」。そのあいだにあるものこそが「礼節」であり、わたしたちが「生きる知恵」なのかもしれない。amazon.co.jp/...
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(4)今、不寛容極まる社会において、「わかり合えないもの同士」のあいだに「礼節」はあるのか?
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わかりあえなくてもいい。首肯できなくてもいい。ただちに排除する、相手の存在をなかったことにすることは横行していないか。ああ、不寛容な社会と、広がる反知性! amazon.co.jp/...
誤)新潮新書
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正)新潮選書
でした。訂正よろしくです。
お詫びとして、以下にamazonのリンクを付記しておきます。
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