橘 玲 さんが紹介しているおすすめ本まとめ

橘 玲

橘 玲

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備忘録。旅とサッカーの話題。あと、政治や経済の話もすこし。

この本で書きましたが、編集者時代の1990年代半ばにこの構造に気がついて、「出版業界のビジネスモデルは持続可能性がない」と思いました。それから25年、予想したとおりになりましたが、よくもった方だと思います。amazon.co.jp/...

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『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』はデビュー第2作で、親本は2002年12月。これも昨年末に新版(2014年)の文庫が10刷になりました。amazon.co.jp/...

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2002年の『黄金の羽根の拾い方』では、サラリーマンを「国家に惜しみなく奪われるひとびと」と呼んで顰蹙を買いましたが、それが現実になってきています。 amazon.co.jp/...

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『幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』も重版になりました。2017年6月刊行です。amazon.co.jp/...

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もう1冊の重版は『バカが多いのには理由がある』。こちらの親本は2014年6月です。重版が続いているのはコロナの「巣ごもり消費」の影響があるのかも。amazon.co.jp/...

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週刊プレイボーイの連載をまとめた文庫2冊も重版になりました。『不愉快なことには理由がある』親本は2012年11月です。amazon.co.jp/...

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『上級国民/下級国民』がKindle Unlimitedに入りました。amazon.co.jp/...

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民主党は東部や西海岸で知識産業に従事する「上級国民(エリート)」のための政党で、知識社会から脱落した白人労働者階級(プアホワイト)など「下級国民」の利害は共和党が代表するようになるのでは。amazon.co.jp/...

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ひきこもりは日本だけでなく、欧米にも広がる現代社会の暗部です。その背景には「経済格差の拡大」というより、「男のモテ/非モテ格差の拡大」があります。連載では、この「不都合に事実」にも迫ってほしい。amazon.co.jp/...

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始めたときは誰もETF市場の8割を日銀が買い占めるなど想像もしていなかったが、いまの黒田日銀にはETFをさらに買い続けるしか方途がなくなってたいるのでは。「失敗の本質」のケーススタディが新たに加わりそうです。amazon.co.jp/...

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著書では、大竹文雄さんらの調査に基づいて、「単身世帯で年収800万円」「夫婦と子ども2人の世帯で年収1500万円」を基準にしています。年齢(現役世代か年金受給者か)によっても収入と幸福度の関係は変わるでしょうから、こうした細かな議論のきっかけになるといいのでは。amazon.co.jp/...

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長尾和宏『小説「安楽死特区」』読了。東京オリンピックが巨額の損失を生み、社会保険制度が維持不可能になった2024年、政府は東京・銀座のカジノ特区の隣に「安楽死特区」をつくる―という近未来小説。著者が現役医師だけに、すべての描写にリアリティがあります。amazon.co.jp/...

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老人になってから海外に移住するのは大変なので、「マリファナ、幻覚剤、安楽死特区」をつくってほしい。 amazon.co.jp/...

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河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』読了。このひとのことはほとんど知らなかったのですが、登山家というよりSNSのパフォーマーだったんですね。自分がつくった虚像にどんどん追い込まれていくところが哀しいです。開高健賞。amazon.co.jp/...

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『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』読了。昨年のミステリー三冠。88歳の著者による瑞々しい少年・少女推理小説。終戦から4年後、男女共学になったばかりの新制高校が舞台です。amazon.co.jp/...

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小倉孝保『ロレンスになれなかった男』読了。1970年に徒手空拳でシリアに渡り、200万人の弟子を育てた空手家の破天荒な人生。「多様性」を掲げつつ、異物を排除してますます均質化する現代社会では、もはやこんな風雲児は現われないのでしょう。amazon.co.jp/...

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ミシェル・クオ『パトリックと本を読む』読了。ハーバードを卒業し、米南部の荒んだ高校で英文学教師のボランティアをした台湾系アメリカ人の著者が、パトリックという優秀な黒人生徒と出会う。だがロースクールに進学した著者のもとに、彼が殺人を犯したとの連絡が…。amazon.co.jp/...

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『バグダードのフランケンシュタイン』読了。日本では珍しいイラクの小説。自爆テロが日常的に起きるバグダードで、散乱した身体をつなぎ合わせた遺体に魂が宿る、という奇想に驚く。とはいえSFではなく、これがイラクの「リアル」なのでしょう。amazon.co.jp/...

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ローラン・ビネ『言語の七番目の機能』読了。読みたいと思っていたけど、後回しになっていた本。読者を選ぶと思いますが、ツボにはまると無類に面白い。ポストモダン思想版の『ダ・ヴィンチ・コード』。最初にミシェル・フーコーが出てくるところから捧腹絶倒です。amazon.co.jp/...

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『BIG BUSINESS(ビッグビジネス) 巨大企業はなぜ嫌われるのか』読了。人気経済学者タイラー・コーエンが、昨今の風潮に抗して大企業を擁護する。たしかに、コロナ禍でも流通を維持し、短期間にワクチンを製造するなど、政治より大企業の方がずっと頑張っています。amazon.co.jp/...

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『終末思想に夢中な人たち』世紀末(1999年)に合わせて書かれたイギリスのジャーナリスト(宗教学博士)による「終末論」。ちょっと古いですが、とてもよく調べていて面白いです。日本を訪れてオウム真理教事件も取材しています。amazon.co.jp/...

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【献本】タラ・ウェストーバー『エデュケーション』映画『マッドマックス』のような世界の到来を信じる「サバイバリスト」の両親のもとに生まれ、学校にも通わず(自宅学習で)育った女性が大学教育によって世界を知るようになるまで。全米ベストセラー。amazon.co.jp/...

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『エデュケーション』読了。いまにも終末がやってくるという妄想にとりつかれた父親に支配され、高校までいちども学校に行ったことのない女性が、カルトから抜け出してケンブリッジやハーバードで博士号を取得するまでの物語。概略は知っていたが、驚きの実話です。amazon.co.jp/...

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『エデュケーション』サバイバリスト(モルモン教原理主義者)の家庭に生まれ、高校までいちども公教育を受けたことがなく、大検でブリガム・ヤング大→ケンブリッジ留学→ハーバードで博士号を取得した女性の驚くべき半生。全米ベストセラー。amazon.co.jp/...

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『操作される現実』読了。AIを使ったSNSのbot、動画加工したフェイクビデオ、VRなどの拡張現実による洗脳など、テクノロジーがどのように真実を破壊していくのかを論じています。amazon.co.jp/...

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ここで紹介した論文は、小塩真司さんの『性格とは何か より良く生きるための心理学』に紹介されていました。
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『デジタルエコノミーの罠』読了。サイバー空間で起きているの「民主化」ではなく、ユーザーの「関心」という稀少資源をめぐる寡占状況であることをビッグデータから証明。中小のニュースメディアに生き残る道はあるのかを問う。amazon.co.jp/...

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