SCA自(すかぢ) さんが紹介しているおすすめ本まとめ

SCA自(すかぢ)

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片腕に五本の指を持つ男。 満三歳で独学によって言語習得(日本語)。 思索https://t.co/T4C7MUpDGW

ベストセラー本。大筋は「人新世」と言うよりはマルクスの復権という形と言った方が良い。
なのだけど、そもそも「人新世」という時代においてマルクスを蘇らせて依り代にしなければならない意味を問われるべきかと
『人新世の「資本論」』 (著:斎藤幸平) amazon.co.jp/... @amazonJPより

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この題名から想像出来ないぐらい意欲的な書籍。多くの心理学系の本を読んできたけど、ここまで広範囲に攻めた学者の本はないです。あとがきが泣かせる。超オススメ。『社会心理学講義 ──<閉ざされた社会>と<開かれた社会> 』(著:小坂井敏晶) amazon.co.jp/... @amazonJPより

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そもそもなんで一つの有機体の行動が的確な予想できないかはいろいろな書籍でわかるけど、とりあえずこれでも読んでください。『意識と脳――思考はいかにコード化されるか』(著:スタニスラス・ドゥアンヌ )amazon.co.jp/... @amazonJPより

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最近だと噂にたがわず
『失われてゆく、我々の内なる細菌』(著:マーティン・J・ブレイザー )
が面白かった。人体というものについての考え方がさらに深くなる。
意識などと言っているものが、どのあたりの上部構造までで成立していると線引きできるもんかしらと思った。
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『失われてゆく、我々の内なる細菌』(著:マーティン・J・ブレイザー)常々考えているわけです。私の意識を構成するものは脳だけで良いのか? それとも身体全体を駆け巡る神経回路だけで良いのか? それとも細胞一つ一つまでが私であるのか、いやそもそも細菌は……。amazon.co.jp/...

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ここまで断定的に言える段階であるとは思えないけど、細菌やウイルスがどれだけ我々の中にあるかは以下の本がマジでオススメです。この部分はリメイクで引用もされてますな。『失われてゆく、我々の内なる細菌』(著:マーティン・J・ブレイザー )amazon.co.jp/... @amazonJPより

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そもそも「IS-LM分析」読めない人間がなんで経済語るのか良くわからんし。
あれがどういう経緯で生まれたのか歴史的な意味分かってない人も多いし。黙ってこれを読んでください。『クルーグマンマクロ経済学』(著:ポール・クルーグマン) amazon.co.jp/... @amazonJPより

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これと『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(著:増田俊也)はかなり細かく調べてて好き。この本でびっくりしたのは学生時代の塩田剛三はウェイトリフティングをやっていて、鬼の木村政彦と腕相撲が互角だったという事でしょうか。塩田先生はマジでヤバイ話しかないamazon.co.jp/...

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これ、ちゃん読むと芸細なのね。インタビューの名前の羅列がデタラメなんだけど説得力があって困る。
ちなみに元ネタは名作なんで読むよろし。
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(著:増田俊也 )amazon.co.jp/... @amazonJPより

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あまり知られてないのだけど、哲学としてはアマチュア的すぎる問題を当時の最新分析哲学を使ってあえて問題に挑んだロバート ノージック の『考えることを考える』(中に入っている中編)は広く読まれた方がいい。のに絶版プレミアかよ!amazon.co.jp/...

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あとボクの議論の根底にあるヤツで一番読みやすい(値段的にも)こいつでもくらいやがれ!『青色本』 (ちくま学芸文庫) ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン amazon.co.jp/... @amazonJPより

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『〈現実〉とは何か──数学・哲学から始まる世界像の転換』(著:西郷甲矢人 田口茂 )ここ数年で国内で出た哲学書ではピカイチではないでしょうか? 現象学と数学によって示されたあたらなる思索のフロンティアという感じです。哲学の面白さってこういう感じだと思う。amazon.co.jp/...

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海外だと結構ジャンル跨いで議論されている(喧嘩すらしている)印象あるけど、国内だとジャンルを超えてって書籍が少ない気がします(ツイッター見てると研究はされてるみたいだけど)。そんなだからこそ『〈現実〉とは何か』はオススメなのですよ。 amazon.co.jp/... @amazonJPより

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この本すげぇいい。いつもグラフィッカーとか原画とかに指示しているのだけどうまく伝わらない事が、図と文章ですげぇ精度で描かれている。いや、マジでいいんだよ。この本!『Vision ヴィジョン ーストーリーを伝える:色、光、構図ー 』(著:ハンス・P・バッハー) amazon.co.jp/...

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カート・セリグマン の『魔法 』ってKindle版あるのね。マジかよ。僕が学生時代は世界教養全集版のクソ汚いヤツが六千円したんよ。とある古本屋で全集セット千円で撃ってたんで即買いして、他捨ててしもうたね。amazon.co.jp/...

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基本的に農地とか鉱山とかから奪ったり、人のお城攻めて奪ったりするゲームなのですが、実際の歴史って奪うのが効率良かったみたいよ。そんな事が書いてあるのが『反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー』(ジェームズ・C・スコット )面白いよ。amazon.co.jp/...

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『ピダハン――「言語本能」を超える文化と世界観』(著ダニエル・L・エヴェレット )ほぼ他の文化との交流がないアマゾン奥地の少数民族ピダハンを30年がかりで調べあげた本、「言語本能」論を揺るがす論争を巻き起こしたらしいけど、まぁそれだけの価値はある。オススメ。amazon.co.jp/...

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20年で一番オススメな本でかつ、いまだに読んだ内容を頭で整理しているのはこれ。普遍文法批判におけるリカージョンがない言語は、生物のおける時間性と階層化的な性質なんじゃないかと考えたり……妄想が尽きない。『ピダハン――「言語本能」を超える文化と世界観』 amazon.co.jp/...

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マジか! とうとう出たんだ! 思わず飛び起きた ルートウィッヒ・ウィトゲンシュタイン の代表的著作である『哲学探究 』の電子書籍版! しかも訳者はあの鬼界彰夫先生! もう引用箇所を探すのに数時間とかいらないんだよ! やったすげぇ! 最高じゃんかよ!amazon.co.jp/... @amazonJP

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『哲学探究』(著:ルートウィッヒ・ウィトゲンシュタイン 訳: 鬼界彰夫)電子書籍版だぞ! ついでに『ウィトゲンシュタイン 思考の生成原理『確実性について』解析の試み』と『『哲学探究』とはいかなる書物か: 理想と哲学』も電子書籍にしてほしいです。全人類読め!amazon.co.jp/...

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『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』(ターリ・シャーロット ) 人はどれだけ正しいデータを突きつけられても、否、突きつけられるほどに頑なになります。そして自分に都合の良いデータだけを集め盲信します。それは他ならぬボクも同じです。オススメです。
amazon.co.jp/... @amazonJPより

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という事で、物的証拠および妥当な推論が集まったとしても、頑なに人は真実を受け入れないという本ではなんともオススメしてますが、これが決定版です。
『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』(著:ターリ・シャーロット )amazon.co.jp/...

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『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』(著:ターリ・シャーロット)もちろん日々生きていく中で活用も出来るが(出来るかなぁ)、著者が一級の神経科学者であるためそれにとどまらない。九章の「Brain-to-Brain Interface」は科学的成果と哲学的思索が交差する場所。amazon.co.jp/...

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以上の事の視覚に関する知見は以下の書籍からのものからである。
『ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ』(著:マーク・チャンギージー )
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『ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ』(著:マーク・チャンギージー)あらゆる知見が面白い。例えば集団における「肌の色」についての感覚。視覚の特性からヒトがどの様に進化したのか、あるいは我々の独自性を考えると止まりません。オススメ。amazon.co.jp/...

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これは知人とかの消費マインド見てて思った事なんだけど、でも理屈としてまったく無いわけでなく、とりあえず参考文献としてはこれが根拠。『隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 』(文春e-book) ルトガー・ブレグマン amazon.co.jp/...

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『隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働』(著:ルトガー・ブレグマン)つまるところピケティの『21世紀の資本』は理論書としては面白いし説得力半端ないのですが処方箋皆無なんですよ。本書は唯一、暗澹たる世界に対して処方箋になりうるのです amazon.co.jp/...

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でもこの本はいままでおすすめしてなかったので、『人が自分をだます理由』(著:ケヴィン・シムラー , ロビン・ハンソン)。これの医療に関わる章はマシュー・サイドの『失敗の科学』と合わせて読むといろいろ面白いですよ。つーかこの本おもしろいですから。amazon.co.jp/...

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『人が自分をだます理由』(著:ケヴィン・シムラー) amazonの履歴見返しながら「ああ、この本はおもいっきりリメイクで引用してるヤツだ」と思い出しましたね。この手の本はかなり読んでいるのですが、それでもやはり面白いですね。オススメです。amazon.co.jp/...

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『三体Ⅱ 黒暗森林』(著:劉 慈欣)小説を全然薦めないSCA自先生がオススメする超大作SF。マジすげぇ。マジ半端ねぇ。あと個人的に『三体』の面白さはSFだけでなく、中国共産党支配の社会から生まれた人間の文学的センスだと思ったりしております。上巻から読んでね。 amazon.co.jp/...

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対案が無知である事ではないのですが、そんな方々に『専門知は、もういらないのか』(著:トム・ニコルズ)をオススメします。ちなみに ニコルズ氏本人が誤り(かなり雑で反証されている)とされる研究結果を引用しているなど、読書家的には興奮止まぬ本となっております。amazon.co.jp/...

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『専門知は、もういらないのか――無知礼賛と民主主義』(著:トム・ニコルズ)との対比で読む事をお薦めします。こちらは専門知の重要性を説いてます。ただ本書そのものが怪しい研究を論拠に書かれた部分などあったりしますけど(過去にここで指摘しましたな) amazon.co.jp/...

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