橘 玲 さんが紹介しているおすすめ本まとめ

橘 玲

橘 玲

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備忘録。旅とサッカーの話題。あと、政治や経済の話もすこし。

ティモシー・スナイダー『自由なき世界 フェイクデモクラシーと新たなファシズム』スナイダーが正しいとしたら(正しいのでしょうが)、いまのロシアにもっとも近いのはオウム真理教ということになります。amazon.co.jp/...

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本要約チャンネルさんの『年収300万円からでもFIREできる 「お金」のベストセラー50冊』に『黄金の羽根』と『貧乏はお金持ち』が選ばれました。「「読む」だけで、人生がガラリと変わる」ようです。amazon.co.jp/...

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【献本】ジョセフ・ヒース『啓蒙思想2.0〔新版〕: 政治・経済・生活を正気に戻すために』これは親本で読みました。「文庫版序文」でピンカーの『21世紀の啓蒙』を個人主義的対処法と批判しているのが興味深いです。amazon.co.jp/...

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デラルド・ウィン・スー 『日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション』最初は「そんな些細なことを言い立てても」と思いましたが、この本を読んで、なぜ「マイクロな差別」が問題になるかわかりました。ただ、「解」があるかは?です。amazon.co.jp/...

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國友公司『ルポ路上生活』読了。大学を7年かけて卒業したあと、就活に失敗したライターが、21年夏の五輪開催期間を東京の路上で過ごす。いまやホームレスが「都市のアウトドアライフ」になっているという驚きの報告。amazon.co.jp/...

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ジェニファー・エバーハート『無意識のバイアス 人はなぜ人種差別をするのか』最初はもっとイデオロギー寄りの本かと思いましたが、中立的・科学的に書かれていて、だからこそ人種問題のやっかいさが浮き彫りになります。 amazon.co.jp/...

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アリス・ゴッフマン『逃亡者の社会学 アメリカの都市に生きる黒人たち』6年間かけただけあって、都市の黒人たちの生活が詳細に描かれており、文体もとてもわかりやすいのですが、それがかえって「こんなの研究じゃない」との批判を呼び寄せたのかなと思います。amazon.co.jp/...

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真鍋昌平『九条の大罪(4)』佐々木チワワさんの本で「ぴえん女子」が登場するこのマンガを知って、Kindleで読みました。取材力とリアリティがスゴいです。5巻が楽しみ。救いはなさそうですが。amazon.co.jp/...

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『「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認』読了。新宿歌舞伎町の映画館周辺で見かける若者たち(トー横キッズ)が気になって手に取った本。15歳から歌舞伎町に通い、現在は慶応大学在学中の著者による興味深いフィールドワーク。「ぴえん系女子」についてもよくわかります。amazon.co.jp/...

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アシュリー・ミアーズ『VIP グローバル・パーティーサーキットの社会学』私はクラブカルチャーになんの知識もありませんが、いろいろな謎が解けてとても面白かったです。人間のやることは、時代や国がちがってもけっきょく同じ、ということがわかります。amazon.co.jp/...

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『漫画 人間とは何か?』文響社の大橋弘祐さんの企画・脚本。マーク・トウェイン をマンガにしているという話は聞いていたのですが、「なるほど、こうなるのか」という驚きがありました。amazon.co.jp/...

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ユリア・エブナー『ゴーイング・ダーク 12の過激主義組織潜入ルポ』女性研究者が白人至上主義者など過激な集団に潜入したら、そこで出会ったのは、主義主張にかかわらず「アイデンティティ」を求める若者たちばかりだったという話。面白いです。amazon.co.jp/...

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お金は増やせますが、時間は1日24時間以上増やせない制約があり、金融資産が一定額を超えたビジネスエリートにとって、「時間貧乏」が最大の問題になります。AIで自分の分身をつくり、知的作業をすべてアウトソースすることは、その究極の解決策になるかも。amazon.co.jp/...

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ラムザイヤー氏は法と経済学が専門で、三輪芳朗氏との共著で戦後日本の産業政策を検証し、城山三郎的な「通産省神話」は虚構だと論じています(この本は面白かったです)。それがなぜ、わざわざ火中の栗を拾うようなことをしたのか。amazon.co.jp/...

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ノリーナ・ハーツ『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』孤独についての最新の知見や社会現象が手際よくまとめれていて参考になります。解決策はあまりありません。 amazon.co.jp/...

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タイで中高年日本人男性を取材したジャーナリストの瀬川正仁さんも、「なぜか元教師が多かった」と述べています。彼らが映画の撮影に応じることはないでしょうが。amazon.co.jp/...

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監督の粂田剛さんは、水谷竹秀さんの『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』を読んで取材を始めたそうです。文庫版には解説を書かせていただきました。 amazon.co.jp/...

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日本の刑務所の高齢化率は20%を超えており、欧州と比べて極端に高い。これは認知症など、本来なら医療・介護で対応すべきものが刑務所に回されてきているから。刑務所が「福祉施設」になっている状況は山本譲司さんが実体験をもとに書いています。amazon.co.jp/...

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野村俊明『刑務所の精神科医』読了。哲学、臨床心理学(博士)を経て医大に入り直し、精神科医になった著者が、少年院や刑務所・拘置所で考えたこと。日本では、さまざまな社会の矛盾が少年施設や刑法施設に集中していることがわかります。amazon.co.jp/...

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ダニエル・カーネマン他『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか?』上下巻でちょっと長いですが説明は平易です。今後、意思決定における基本文献になるでしょう。amazon.co.jp/...

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