(1)岸政彦「同化と他者化 ―戦後沖縄の本土就職者たち」書評。本書は、沖縄からの就職者たちが、本土で何を経験し、そのことが沖縄人のアイデンティティに何をもたらしたのかを、質的な研究手法、歴史的研究手法で明らかにする。amazon.co.jp/...
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(2)1970年代、高度経済成長期、沖縄の本土就職者たちは19万人(当時の総人口は95万人なので、その20%!)に達した。本書で、圧巻なのは、沖縄の本土就職者から著者が採集した「語り」の数々である。amazon.co.jp/...
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(3)語りには、本土への呪詛がそこに存在するかと思いきや、期待を裏切られる。本土就職者が、語りのなかで繰り返すモティーフは、本土へのあこがれ、そして本土の楽しさ、沖縄的なものの再構築から構成される。amazon.co.jp/...
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